News:ニュース速報 | 2003年1月24日 10:41 AM 更新 |
オンライン小売大手の米Amazon.comは1月23日、2002年の第4四半期(10−12月期)と年間の業績を発表した。10−12月期は、創業以来初の黒字を達成した前年同期と比べ額は減っているが、同社にとって2度目の黒字決算となった。同社はまた、今年の売上高予測を引き上げた。
昨年10−12月期の売上高は14億2900万ドルで前年比28%増。年間では、前年比26%増の39億3300万ドルを売り上げた。
10−12月期の純利益は300万ドル(1株当たり1セント)で、前年同期の500万ドルから減益。年間では1億4900万ドルの純損失。前年の損失額5億6700万ドルから赤字額は縮小した。
同社は決算発表と同時に、25ドル以上の買い物に対して送料を無料とする販促策を、今後も常時提供していくことを発表した。
同社は現時点で2003年の見通しとして、1−3月期は前年比21−27%の増収を、年間では15%以上の増収を予測している。同社は3カ月前は、2003年は年間で「10%以上の増収」と見ていた(10月28日の記事参照)。
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