News:ニュース速報 | 2003年1月27日 05:13 PM 更新 |
松下電器産業は1月27日、32V型液晶TV「液晶T<タウ> TH-32LX10」を3月10日に発売すると発表した。地上波/BS/110度CSデジタルチューナーを一体化したのが特徴。オープン価格。
デジタルハイビジョン用1チップLSIの採用でチューナー部を薄型化。一体型ながら厚さ9.4センチ(パネル部)と薄型化を実現した。液晶パネルは1280×768ピクセルタイプで、視野角は上下左右とも170度。
映像信号は、新開発の「LCDデジタル高画質回路」によりアナログ変換せずにフルデジタル処理を行う。液晶TVの弱点とされる中間調領域に強制ドライブをかける「デジタル・オーバードライブ技術」により、中間調応答速度を16.6ミリ秒に高速化。またシーンに応じてバックライトの明るさやコントラスト・ガンマ値を自動調節する「アドバンスト液晶AI」も搭載し、鮮明で自然な映像を表示できるという。
液晶TVとしては業界で初めて、BS/110度CSデジタル放送に加え地上波放送にも対応するEPG機能を採用した。同社製ハイビジョンビデオなどと連携できるIEEE 1394端子と、静止画表示などが可能なSDメモリーカードスロットも装備している。
サイズは90.8(幅)×52.7(高さ)×9.4−10.4(奥行き)ミリ、重さ約21キロ。
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