News:ニュース速報 | 2003年1月28日 02:37 PM 更新 |
富士通は1月29日、液晶ディスプレイ世界大手の台湾AU Optronics(AUO)と液晶ディスプレイ分野で広範囲に事業協力することで合意したと発表した。
AOUは、富士通が全額出資する液晶ディスプレイ製造子会社・富士通ディスプレイテクノロジーズに20%を出資。富士通はAUOにパネル生産を委託してコスト削減を図る一方、富士通が持つ液晶ディスプレイの高画質技術「MVA」(Multi-domain Vertical Alignment)をAUOに供与する。MVAは液晶ディスプレまでイを広視野角化・高コントラスト化・高速応答化する技術。
両社は、製造技術から製品設計まで広範囲に開発協力、製造能力も効果的に活用することで事業拡大と競争力の向上を図るとしている。
AOUは旧Acer Display Technologiesが旧Unipac Optelectronicsを吸収合併して2001年に社名変更した。2002年の売上高は755億6100万台湾ドル。
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