News:ニュース速報 | 2003年1月29日 11:32 AM 更新 |
米証券大手5社が「電子メール通信記録の保管義務を怠った」として証券取引委員会から罰金支払いを迫られるなど、米国では、いかにして社内電子メールの通信記録をきちんと保管するかが企業の課題として浮上してきている。
こうした中、ストレージシステムメーカーの米EMCは1月28日、サービスベンダーIron Mountain、およびアーカイブソフトメーカーのKVSと手を組み、米当局の要請に沿った電子メール保管ソリューションを企業向けに提供すると発表した。
EMCのストレージシステム、KVSのアーカイブソフト、Iron mountainのサービスを組み合わせてエンド・ツー・エンドの電子メールアーカイブソリューションとし、各業界の電子メール保管要求に柔軟に対応できる統合型ソリューションを提供していくとしている。KVSは、電子メールボックスの管理と、当局によって設置されたルールに準拠しているかどうかの監視サービスにあたる。
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