News:ニュース速報 | 2003年2月6日 07:48 PM 更新 |
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineer、米国電気電子技術者学会)はこのほど、元シャープ副社長の佐々木正博士(国際基盤材料研究所会長)に「IEEE 2003 Honorary Membership」(IEEE名誉会員)を授与することを決めた。
佐々木博士は1915年(大正4年)生まれで島根県出身。シャープに在籍中の1973年、LSIと液晶ディスプレイを組み合わせた電卓を世界で初めて開発したほか、カラー液晶ディスプレイの実用化などに大きく貢献した。
IEEE Honorary Membershipは、科学技術分野で世界規模の貢献をした研究者や技術者を対象に授与されるもので、IEEE表彰の最高位。日本人では山下英夫氏(東京大学教授)、盛田昭夫氏(ソニー)、水野博之氏(松下電器産業)、大賀典雄氏(ソニー)に続いて5年ぶり5人目。今年はフィンランドNokiaのJorma Ollila会長兼CEOとの同時受章となる。
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