News:ニュース速報 | 2003年2月14日 07:46 PM 更新 |
ティティエヌ(大阪市)はこのほど、卒塔婆(そとうば)に文字を直接印字できるプリンタ「おとば用人シリーズ」の販売を始めた。「きれいな文字で檀家様大喜び」(同社)。
卒塔婆の文字は毛筆で書くか、固定文字部分があらかじめ印刷されたものに名前を書き入れるのが一般的。ただ、本数が多い場合は寺の負担も大きく、誤字脱字が生じている場合も少なくないという。
「おとば用人シリーズ」は7尺(約2メートル30センチ)までの卒塔婆に直接プリントでき、3尺(約1メートル)のものなら30秒前後で印刷可能。「手書きよりバランスがとれた美しい文字を実現しているだけでなく、筆で書いた場合よりもにじまず、くっきりとした品質を実現している」(同社)という。戒名・法名や施主名、命日を管理できる専用ソフト(Windows対応)も開発し、各種操作はPCから行える。
価格は、3尺までの製品が39万8000円など。
[ITmedia]
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