News:ニュース速報 | 2003年2月18日 11:27 AM 更新 |
米Rambusは2月17日、コードネームで「Redwood」と呼ばれる高速パラレルバスインタフェース技術を発表した。ピン当たりのデータレートは400MHz−6.4GHzで、今日のプロセッサバスの10倍の速さを実現するとしている。
Redwoodは、プロセッサ/チップセット/ネットワークチップ接続などに対応する。低遅延/省電力パラレルバス用途に最適化されており、ピン当たりのバンド幅拡大によってパッケージ/ボード/システムコストの全体的削減に貢献するという。AMDが推進するHyperTransportやMotorolaのRapid I/OなどのLVDS(Low Voltage Differential Signaling)既存標準との互換性も備える。こうした互換性実現のために、幅広い周波数/電圧をサポートするとしている。
RambusはRedwoodファミリーのライセンス供与を開始している。同社サイトにRedwoodの解説ページが設けられているが、技術的な詳細や利用法は、米カリフォルニア州サンノゼで開催のIntel Developer Forum(IDF)で現地20日午後に発表するとしている。
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