News:ニュース速報 | 2003年2月21日 11:27 AM 更新 |
米America Online(AOL)は2月20日、同社のサービス加入者に対し、スパム対策についての報告を行った。
同社は最近、約2700万人の米国会員から、スパム問題についてのフィードバックを得ている。そして20日、AOLのウェルカム画面で、利用者が抱いている懸念への回答を提示した。
発表によると同社の独自スパム排除技術は毎日7億8000万件のジャンクメールを遮断している。これは会員1人当たりで言うと、1日22件のスパムが遮断されていることになる。
同社によるとAOL 8.0に設けられたスパム報告ボタン「Report Spam」によってスパム遮断は進んでおり、AOL会員によってこのボタンが押される回数は現在410万回/日となっている。
同社は今後の対策として、オンラインツールの強化、連邦/州当局への働きかけ、法廷でスパマーと戦う姿勢の継続、より多くの法廷命令を引き出すこと、などを挙げている。
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