News:ニュース速報 | 2003年3月1日 12:05 PM 更新 |
米Microsoftは2月28日、同社が展開する政府向けソースコード開示プログラム「Government Security Program」(GSP)に中国政府が参加したことを明らかにした。
中国政府を代表するChina Information Technology Security Certification Center (CNITSEC)が、同国の国家発展計画委員会のオフィスでプログラム参加の署名をしたという。同国訪問中のMicrosoftのBill Gates会長は、同日のレセプションで江沢民国家主席にこの契約について説明した。
GSPはMicrosoftが1月に立ち上げたプログラム。自社のソフトのセキュリティを確認してもらう目的で、世界各国の政府機関にWindowsソースコード/技術情報へのアクセスを許可するというプログラムだ。参加に料金はかからず、プログラム参加者は特定のライセンス上の制約に従いながら、コードレビューツールを使ってWindowsソースコードをレビューできる。
これまでに、ロシア、北大西洋条約機構(NATO)、英国政府などがGSPへの参加を表明済み。Microsoftによると同社は現在30カ国以上と参加交渉を進めている。
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