News:ニュース速報 | 2003年3月3日 01:19 PM 更新 |
オリンパス光学工業は3月3日、レンズ交換式一眼レフデジタルカメラシステム「Four Thirds System」を採用したコンセプトモデルを、米国で開催中の写真関連機器見本市「PMA2003」(3月2−5日、ラスベガス)に参考出品した。製品は6月に発表、今秋発売を予定している。
コンセプトモデルはボディ本体のほか、300mm F2.8(35mmカメラ換算で600mm相当)、50mmマクロ F2.0(同100mm相当)、14−54mm F2.8-3.5(同28−108mm相当)、50−200mm F2.8−F3.5(同100−400mm)の交換レンズ4本、外部フラッシュ、パワーバッテリーホルダーで構成される。
Four Thirds Systemは同社と米Eastman Kodakが提唱。撮像素子のサイズを3分の4型に統一し、レンズマウントも共通とするオープン仕様が特徴で、同システムに基づくボディやレンズはメーカーが異なっていても装着して使用できる。
オリンパスは同システムを採用したボディやレンズ、アクセサリーなどの開発を進めており、「プロユースとしても十分な堅牢性、スペック、システム拡張性を持ち、フィルムカメラ用のレンズを凌駕する高解像力の小型で明るいレンズシステムを備えた一眼レフシステム」になるという。
コンセプトモデルは「CeBIT 2003」(3月12−14日、独ハノーバー)と「フォトエキスポ」(3月14−16日、東京ビッグサイト)にも参考出品する。
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.