News:ニュース速報 | 2003年3月6日 07:30 PM 更新 |
カナダATI Technologiesは3月5日(現地時間)、新グラフィックチップ「RADEON 9800 PRO」を発表した。月内にも搭載カードが出荷される予定。
「R350」の開発コードネームで知られていた新グラフィックチップ。AGP 8xとDirectX 9.0をサポートし、8本のパラレルレンダリングパイプライン、4つのパラレルジオメトリエンジンを内蔵する。「SMARTSHADER」は「2.1」にバージョンアップし、新たな「F-buffer」技術により無限数の命令に対応したバーテックスプログラムが可能だ。
メモリインタフェースは256ビット。128MバイトDDR SDRAM搭載モデルと256MバイトDDR SDRAM搭載モデルがそれぞれ用意される。出力はD-Sub15ピンとDVI-I、S端子の3系統。最大解像度は2048×1539ピクセル(85Hz)。
中位モデルの「RADEON 9600」と、メインストリーム向け「RADEON 9200」も発表された。
搭載カードはATIと、GigabyteなどOEMベンダーから月内にも出荷されるとしている。新チップを搭載したPCは、NECとFujitsu Siemens、Gatewayが発売する予定。
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