News:ニュース速報 2003年3月12日 01:42 PM 更新

Pentium M搭載のThinkpad X31/T40が登場


 日本アイ・ビー・エム(IBM)は3月12日、Pentium Mを搭載する「Thinkpad X31」「Thinkpad T40/T40p」を発表した。X31は3月18日発売、T40/T40pは3月12日から25日までに順次発売する。


 X31は合計10モデルをラインアップ。無線LANチップの有無などで仕様が異なるため、Centrino準拠モデルは一部となる。チップセットは855PM。

 標準バッテリ持続時間は6.0−5.3時間。CPUはPentium M/1.3GHzと同1.4GHzを、グラフィックチップはMobility RADEONを採用している。USB2.0にも標準対応した。メモリはDDR SDRAMを最大1Gバイトまで搭載できる。液晶ディスプレイは12.1V型TFT(1024×768ピクセル)。

 パスワードの暗号化などが行える「セキュリティ・チップ」を搭載している。サイズは273(幅)×223(奥行き)×24.9-30.2(厚さ)ミリ、重さ1.64−1.65キロ。

 最上位モデルの「2672-JHJ」はIEEE 802.11a/bに両対応するほか、Bluetooth通信機能、ギガビットEthernet対応有線LANポートも装備した。

 IBMダイレクト価格は、「2672-JHJ」(Pentium M/1.4GHz、256Mバイトメモリ、40GバイトHDD、802.11a/b、Bluetooth、Windows XP Professional)が25万4000円、「2672-B1J」(Pentium M/1.3GHz、256Mバイトメモリ、20GバイトHDD、Windows 2000)が19万9000円など。


 T40/T40pは薄型の2スピンドルA4ノートで、合計10モデルが用意される。

 T40はPentium M/1.6GHzと同1.5GHz、同1.3GHzを搭載し、チップセットは855PMを採用した。上位モデルは1400×1050ピクセル(SXGA+)対応の14.1型TFT液晶ディスプレイとDVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ、802.11a/b両対応無線LAN機能を備える。

 IBMダイレクト価格は、「2373-93J」(Pentium M/1.6GHz、512Mバイトメモリ、80GバイトHDD、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ、14.1型SXGA+TFT、ギガビットEthernet、802.11/a/b、Bluetooth、Windows XP Professional)が41万9000円。「2373-61J」(Pentium M/1.3GHz、256Mバイトメモリ、30GバイトHDD、DVD-ROMドライブ、14.1型XGA液晶、Windows XP Professional)が21万9000円。

 T40pは「2373-G1J」(Pentium M/1.6GHz、512Mバイトメモリ、5400回転80GバイトHDD)の1モデル。ワークステーション用グラフィックチップFireGL 9000とSXGA+対応14.1型TFTを搭載した「Mobile Workstation」との位置付けだ。DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ、802.11a/b、Bluetooth、ギガビットEthernet対応有線LANポートなど豊富な機能を備えている。IBMダイレクト価格は44万9000円。

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