News:ニュース速報 | 2003年3月12日 04:06 PM 更新 |
日本AMDは3月12日、「低電圧版モバイルAthlon XP-Mプロセッサ」5製品を発表、薄型軽量ノートPC市場に参入すると発表した。第1弾としてシャープ「MURAMASA」が採用した。
低電圧版モバイルAthlon XP-Mは1800+/1700+/1600+/1500+/1400+がラインアップされる。0.13μメートルプロセスで製造され、FSB 266MHzをサポートする。消費電力を低減すると共に、小型のマイクロPGAパッケージを採用した。
既に量産出荷を開始しており、1000個ロット時の単価は1800+が147ドル、1700+が123ドル、1600+が107ドル、1500+が88ドル、1400+が71ドル。
シャープの「Mebius MURAMASA PC-MV1-VC1」は低電圧版モバイルAthlon XP-M/1500+を搭載した薄型2スピンドルノート。3月29日に発売される。
同時にフルサイズノートPC向け「モバイルAMD Athlon XP-M プロセッサ」3製品を発表した。2500+(184ドル)/2400+(151ドル)/2200+(117ドル)が用意される。また高性能なデスクトップ代替機(Desktop Replacement:DTR)向け「モバイルAMD Athlon XP-M プロセッサ」4製品も発表。2600+/2400+/2200+/2000+がラインアップされる。
米AMDのRob Herb上級副社長は「AMDはOEMメーカーのモバイルソリューションの差別化を支援し、優れたノートPC製品の選択肢を用意する」とコメント。同プロセッサは「オープンアーキテクチャ」をもとに構築されており、無線LANなら802.11a/b/gからユーザーのニーズに合わせて選択できるとしている。
エプソンダイレクトはモバイルAthlon XP-M/2500+を搭載したノートPCを4月上旬に発売する予定。また低電圧版Athlon XP-Mに対し富士通が賛同コメントを発表している。
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