News:ニュース速報 | 2003年3月13日 06:14 PM 更新 |
エルピーダメモリは3月13日、32ビットI/Oの128MビットDDR II SDRAMチップ「GDDR2-M」のサンプル出荷を始めたと発表した。カナダATI Technologiesと共同開発し、グラフィック用途に最適化した。
ATIと開発した「Data Inversion Technology」を導入することでコントローラ−メモリ間で発生する信号ノイズを半減。さらに4ビットプリフェッチを採用し、1ピン当たり900Mbps(450MHz)の動作を実現した。新方式のOn-Die Termination(ODT)搭載で消費電力と発熱も抑えた。
単体で容量16Mバイト、データ転送速度3.6Gバイト/秒を達成でき、ノートPCや家庭用ゲーム機器などへの搭載を見込む。256Mビット品や16ビットI/O品の開発も検討している。
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