News:ニュース速報 2003年3月20日 05:59 PM 更新

Windows「緊急」の脆弱性、日本語情報が公開


 Windows全バージョンに見つかった重大な脆弱性について、マイクロソフトは3月20日、日本語の技術情報を公開した。

 この脆弱性(MS03-008)は、JScript(JavaScript)をWindows上で実行できる「Windows スクリプトエンジン」が原因。悪意のあるスクリプトを埋め込んだWebページを訪問すると、攻撃者がユーザーと同じ権限で任意のコードを実行できてしまう。またHTMLメールでユーザーに直接送信される可能性もある。

 対象となるOSはWindows 98/98 SE/Me/NT 4.0/NT 4.0 Terminal Edition/2000/XP。それぞれ深刻度は「緊急」。

 各OSごとの修正プログラムは同ページから入手できるほか、Windows Updateからもダウンロード可能。



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この脆弱性はWindows 98からWindows XPまでの全Windowsに影響するが、電子メールクライアントにセキュリティ対策が施されていれば、このようなHTMLメールによる攻撃は防ぐことが可能


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