News:ニュース速報 | 2003年3月26日 09:17 PM 更新 |
ソニーマーケティングは3月26日、ワイヤレス液晶TV「液晶WEGA(ベガ)」2機種を5月から順次発売すると発表した。業界で初めて5GHz帯無線LAN規格IEEE 802.11aを採用している。
17V型(ワイド)の「KLV-17WS1」(5月10日発売、21万円)と15V型(4:3)の「KLV-15WS1」(6月1日発売、16万5000円)。ディスプレイ部と、地上波TVチューナーや各種入出力端子を備えたメディアレシーバー部で構成する。レシーバーからディスプレイへの伝送には最大24Mbpsの高速無線LAN方式を採用して高画質化を実現した上、2.4GHz帯を避けることで電子レンジなどとの干渉もない。ソニーは同技術を「Hi-Bitワイヤレス」と名付け、各製品で展開していく。
17V型はワイドXGA(1280×768ピクセル)、15V型はXGA(1024×768ピクセル)のTFT液晶パネルを採用。ワイヤレスTVとしては初めてD1端子を装備し、5GHz帯無線LANの伝送容量を活かして高画質なDVD再生をワイヤレスで楽しめる。
キッチンなどに置いた場合に画面の向きを変えられるよう、左右90度ずつの回転スタンド機構を備えた。重心の真上に配置したハンドルにより、片手でも安定して持ち運べるという。
番組を視聴中に約10秒さかのぼってリプレイできる機能や、外部機器をディスプレイ部からのリモコン操作でコントロールする機能も搭載した。
このほか液晶WEGAの新製品4機種も発表した。23V型「KLV-23HR2」(5月1日発売、31万5000円)と21V型「KLV-21SR2」(同、21万円)、17V型「KLV-17HR2」(6月1日発売、15万円)、15V型「KLV-15SR2」(同、10万6000円)。ワイヤレスモデル2モデルを含め、独自高画質化LSIや3次元Y/C分離回路、サラウンドシステム「WOW」を搭載している。
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