News:ニュース速報 | 2003年4月4日 08:55 AM 更新 |
「正直な泥棒」を名乗り、P2Pによるファイル交換サービスを支援すると称していたサイト(2月22日の記事参照)が、実はすべて宣伝目的で仕掛けた作り話だったとのメッセージを掲載した。
「The Honest Thief」というこのサイトは2月、オランダがファイル交換天国となることに道を開く判決が下されたと称し、これを活用してP2Pサービスの立ち上げを望む第3者向けにソフトをライセンスするとしていた。
しかしThe Honest Thiefのサイトには4月1日、エイプリルフールのメッセージとして次のような文書が掲載されている。
「The Honest Thiefのファイル交換ベンチャーというのは、宣伝目的の作り話以上の何物でもない。われわれの目的はまず第一に、われわれの著書『The Honest Thief』に注目を集めること。第2に、誰もがこのようなツールを使っているのにそのことを正直に認める人はほとんどいない。だからこのキャンペーンで、『誰もが正直な泥棒である』というメッセージを届けようと試みた」。
[ITmedia]
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