News 2003年4月7日 08:11 PM 更新

アキバ出張ベンチ隊
RADEON 9800 PROを迎え撃つ(1/2)

発売前の最新パーツを見たいならばアキバのパーツショップ。ショップの一等地では注目製品がデモンストレーションされている。その最新製品のパフォーマンスをいち早く測ってしまおうと、ZDNet「アキバ出張ベンチ隊」を結成した。初陣のターゲットはぷらっとホームに展示されているRADEON 9800 PROだ

 先週ATIテクノロジーズから発表された新RADEON9XXXシリーズの最上位機種「RADEON 9800 PRO」。ぷらっとホーム4Fでいち早くデモ展示が行われていたのは、ZDNetでも先週紹介(GeForce FX搭載カードはいつ買えるのか)したとおり。

 このときは3DMark03で、なんと5000台を超えるスコアを叩き出したが、なにぶんXeon/3.06GHzのデュアル構成に2Gバイトのメモリと、一般ユーザーからかなりかけ離れた環境。そのため「自分のPCでRADEON 9800 PROを入れるとどんなスコアになるのだろうか」と疑問に思ったユーザーも多いはず。

 そこで、ZDNetが普段ベンチマークに使っている機材を開店直後の店内に持ち込み、一般ユーザーに近い環境でRADEON 9800 PROのベンチマークを行った。

 「2003年春の一般ユーザー」を想定して用意したテスト環境は以下のとおりだ。

CPUAthlon XP/2500+(Bartonコア)
マザーボードMSI K7N2G-L(nForce2)
メモリPC2700/256Mバイト×2ch
HDDMaxtor DiamondMax Plus9(80Gバイト)
OSWindows XP Professional(英語版)+SP1

 比較用ビデオカードにはRADEON 9500 PRO/128Mバイトを用意。ビデオカードドライバはCatalyst 3.2(Webで入手できる最新バージョン)を使用した。


RADEON 9800 PRO。RADEON 9700 PROと同じ0.15μプロセスながらクロックが上がっている。当然熱も思いっきり発生するが、「これで大丈夫なの」と思うようなあっさりとした冷却機構。ただ、テスト終了後に不用意にも触ってしまった限りでは、ヒートシンクは“悲鳴をあげるほどの熱さ”ではなかった


ビデオチップスペック

ベンチマークその1 3DMark2001 SecondEditionの結果(解像度 1600×1200ドット、D3D Pure Hardware T&L、32ビットカラー)


3DMark2001 SE 3DMark値

[長浜和也, ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページ | 1/2 | 次のページ