News:ニュース速報 2003年4月7日 07:40 PM 更新

虹彩認証システム利用の占いマシン

テレマン・コミュニケーションズはこのほど、人間の目の虹彩パターンを利用した占いマシン「アイフォーチュン2003」を開発した

 テレマン・コミュニケーションズはこのほど、人間の目の虹彩パターンを利用した占いマシン「アイフォーチュン2003」を開発した。今夏からエンターテイメント施設などで展開する計画。

 米Iritechが特許を持つ虹彩認証システム「IRIS2000」を活用する。ユーザーの虹彩をカメラで約2秒間かけてスキャンし、画像データを解析。同社によると、虹彩は先天的に大きく13タイプに分けられる上、健康状態などによっても微妙に変化するという。

 解析をもとに健康アドバイスや性格、ストレスレベルやタイプ別相性などを診断するほか、性別と誕生日を入力することで東洋占術も加味し、占い結果をプリンタで出力してくれる。

 マーケティングやシステム管理はビットキャッシュが、ソフト開発やプロモーションはエンドレスが行う。4台のプロトタイプが4月上旬に完成する予定で、本体はシールプリント機と同様の形状になるという。

 占い料金は1回300円を予定。インターネットカフェやカラオケ店、ゲームセンターなどに設置する計画で、初年度500台、5億円の売り上げを目標にしている。

関連リンク
▼ テレマン・コミュニケーションズ
▼ Iritech
▼ ビットキャッシュ
▼ エンドレス

[ITmedia]

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