News:ニュース速報 | 2003年4月8日 08:59 AM 更新 |
IntelとVIA Technologiesは4月7日、チップセットとマイクロプロセッサに関連した両者間の一連の特許訴訟で和解に至ったと発表した。これにより27件の特許をめぐって世界5カ国で争われてきた11件の訴訟が解決する。
両社はすべての法域において、係争中のすべての訴訟を取り下げることで合意した。また互いの製品について10年間の特許クロスライセンス契約を結んだ。合意の一環としてIntelはVIAにx86命令セット互換のマイクロプロセッサを販売できるライセンス権を与えた。
このライセンス権にはIntelマイクロプロセッサとピン/バス互換のプロセッサは含まれないが、Intelは3年間にわたり、VIAのピン/バス互換製品について特許を主張しないことで合意したという。
IntelはさらにVIAに対し、Intelマイクロプロセッサとバス互換のチップセットを設計/販売する4年間のライセンス権を認可、VIAとその顧客/販売業者に対し、この種のチップセットについて5年目まで特許を主張しないことに同意した。
このライセンス合意はVIAが一部を保有する会社、S3 Graphicsには適用されない。
これまでの訴訟にかかった費用はIntelとVIA、それぞれが負担する。和解に関わる金銭的条件などは公表されていない。→詳細記事
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