News:ニュース速報 2003年4月15日 10:41 AM 更新

IBM、純益16%増。サービス/ソフト売上拡大


 米IBMは4月14日、第1四半期(1−3月期)決算を発表した。売上高は200億6500万ドルで前年同期比11%増。純利益は13億8400万ドルで同16%増。継続事業の利益は13億8700万ドルで同8%増と報告されている。

 PwC Consulting買収が寄与してグローバルサービス部門の売上が前年同期比24%増の102億ドルを記録した。

 継続ハードウェア事業売上は58億ドルで前年比1%減。マイクロエレクトロニクス(半導体関連)ハードウェア売上は主に非戦略事業撤退の影響からマイナス成長に。PC販売台数は業界全体の落ち込みと呼応して減少。だがハードウェア事業全体の粗利率は前年同期の24.5%から26.6%に改善したとしている。

 ソフトウェア事業売上は8%伸びで31億ドルに。WebSphere、DB2などのミドルウェア製品が9%増となっている。

 継続事業の売上を地域別に見ると北南米地域が86億ドル(5%増)、欧州/中東/アフリカ地域が63億ドル(23%増)、アジア太平洋地域が45億ドル(14%増)。OEM売上は15%減少して6億9000万ドルに。→詳細記事

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