News:ニュース速報 | 2003年4月16日 09:06 AM 更新 |
米Microsoftは4月15日、同社第3四半期(1−3月期)決算を発表した。売上高は前年同期比8%増の78億4000万ドルとなり、純利益は27億9000万ドル(1株当たり26セント)。前年同期の純利益は27億4000万ドルだった。
同四半期の営業利益は、前年同期の33億ドルから37億2000万ドルに拡大した。
同社最高財務責任者(CFO)John Connors氏は発表文の中で「非常に厳しい環境の中、当社は当期も堅調な売上と営業利益を計上した。経済の先行きが著しく不透明な中で、当社のR&D投資はWindows Server 2003、Visual Studio .NET 2003、Exchange 2003、Office 2003など広範な製品に及んでいる」と述べている。
部門別ではインフォメーションワーカー部門の売上は、Office XPの堅調な需要を受けて前年同期比9%の伸び。サーバプラットフォーム部門はExchange、SQL Server 2000、Windows 2000 Serverなどサーバ製品の堅調な業績を受けて前年同期比21%の伸びを示した。また、Microsoft Business Solutionsは、2002年7月に買収したNavisionの売上を算入したことにより、同96%増となっている。
同社は今後の業績予測として、4−6月期は売上78億ドルから79億ドル、1株利益は23−24セントを見込んでいる。
2004年6月までの通年予測では、売上331億ドルから338億ドル、1株利益1.04−1.06ドルの見通しとなっている。→詳細記事
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