News:ニュース速報 2003年4月23日 07:41 PM 更新

18禁コンテンツ向け年齢認証システムの試験運用スタート


 イー・コンテンツ・サプライ協同組合(理事長・渡辺義一シャルラクプラス代表取締役)はこのほど、成年向けコンテンツサイトでユーザーの年齢を認証することで18歳未満のユーザーの利用を防ぐシステム「18PASS」の試験運用を始めた。


 ネットで成年向け商品やサービスを購入する際、事業者によってはユーザーが18歳以上であることを証明させるため、身分証明書のコピーを送付するといった手続きを課しているケースもある。ただサイトごとに同様の手続きをする必要があり、複数のサイトを利用するには不便だった。

 18PASSでは、年齢認証システムを共通化し、各事業者が共同で利用する。ユーザーは同システムに登録すると共通のIDを取得でき、加盟サイトは共通IDで利用できるようになる。IDは加盟サイトで取得できる。

 試験運用はインターネット倫理機構(会長・石田晴久東京大学名誉教授)と協同で行い、期間は半年間程度を予定。ユーザーの利便性などのデータを収集し、実運用に役立てる。試験運用には「アキバ系.com」などが参加する。

関連リンク
▼ イー・コンテンツ・サプライ協同組合
▼ インターネット倫理機構
▼ アキバ系.com

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.