News:ニュース速報 2003年4月24日 10:00 AM 更新

SARSへの懸念につけこんだ新型コンピュータウイルス

「W32/Coronex-A」と名付けられたこのワームは、コンピュータユーザーに、SARSの蔓延についての情報を提供するふりをして添付ファイルを開かせようとする

 ウイルス対策企業Sophosは4月23日、新型肺炎SARSへの懸念に乗じた新たなコンピュータウイルスについて警告を発した。

 「W32/Coronex-A」と名付けられたこのコンピュータウイルスは、コンピュータユーザーに、SARSの蔓延についての情報を提供するふりをして添付ファイルを開かせようとする。電子メールで届く大量メール発信型のワームであり、Outlookのアドレス帳に記載された全アドレスに自己の複製を送りつける。メールの件名、本文、添付ファイル名はさまざまだが、「Severe Acute Respiratory Syndrome」「SARS Virus」「Hongkong.exe」などの名称でユーザーにダブルクリックを促す。

 「SARSについての大衆の懸念に意図的につけこんだワームであり、心理的なトリックでウイルスをばらまこうとする手口の新たな一例だ」とSophosのシニアテクノロジーコンサルタントGraham Cluley氏。

 なお同氏は、このウイルスを「SARSウイルス」と呼ぶと生物学上のウイルスと混同してさらに混乱が広がるだけなので、「Coronex」と呼ぶことが重要だと指摘している。

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