News:ニュース速報 | 2003年4月24日 12:11 PM 更新 |
市場調査会社の米IDCは4月24日、1−3月期の世界ハンドヘルド機器出荷台数速報を発表した。法人および消費者間の需要の落ち込みから、総出荷台数は前年同期比21.3%ダウンの245万台となっている。
IDCの報告によると市場首位のPalmは99ドルの「Zire」などの新製品投入により、2位のHewlett-Packard(HP)の2倍近い88万1709台を出荷。36%の市場シェアを確保した。
HPは主に299ドルの「H1910」の売れ行きに支えられて2位の座をソニーから奪い返した。出荷台数はHPが44万4000台、ソニーが40万台。シェアはHPが18.1%、ソニーが16.3%となっている。
最近PDA市場に参入したDellは、前期比で出荷台数を3倍に増やして15万9000台、6.5%のシェアで4位につけた。東芝は出荷台数8万7322台、シェア3.6%で5位。
2003年1−3月期の世界ハンドヘルド機器出荷台数(速報値)
順位 | ベンダー | 出荷台数 | 市場シェア(%) |
1 | Palm | 881,709 | 36.0 |
2 | Hewlett-Packard | 444,000 | 18.1 |
3 | ソニー | 400,000 | 16.3 |
4 | Dell | 159,000 | 6.5 |
5 | 東芝 | 87,322 | 3.6 |
6 | カシオ | 83,250 | 3.4 |
7 | Handspring | 70,000 | 2.9 |
8 | シャープ | 68,960 | 2.8 |
9 | RIM | 51,000 | 2.1 |
10 | GSL | 48,500 | 2.0 |
その他 | 158,300 | 6.5 | |
計 | 2,452,041 | 100 |
(資料:IDC)
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