News:ニュース速報 2003年4月30日 11:37 AM 更新

comScore、検索サイト利用状況調査で新手法


 調査会社の米comScore Networksは4月28日、検索サイトの利用状況を従来より正確に捕捉できるとうたった新調査システム「qSearch」の立ち上げを発表した。25種類の主要検索エンジン/ポータルについて、利用者の実際の検索クエリを調べて報告する手法だという。

 検索サイトの人気度は、そのユニークビジター数によって測られることが多いが、comScoreは、これではユーザーの真の利用状況は把握できないと指摘する。同社では、ボットやメタ検索エンジンの自動検索が、この種の調査結果にもたらしている混乱を排除、同じクエリの複数回発行によるダブルカウントも除外し、より公平に各社の比較ができるようにしたとしている。

 comScoreでは、qSearch調査結果として、英語による検索サービスの利用状況を紹介している。それによると、今年1月26日までの1カ月間の世界シェアはGoogle 33%、Yahoo! 24%、MSN 19%、AOL 12%の順だが、米国に限ると、Yahoo! 26%、Google 23%、AOL 20%、MSN 17%となっている。

関連リンク
▼ comScoreのプレスリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.