News:ニュース速報 2003年5月13日 05:07 PM 更新

富士通の新「LOOX」はPentium Mマシンに

富士通は5月13日、モバイルノートPC「LOOX」シリーズの新製品3モデルを発表した。光学式ドライブ搭載の「T」シリーズのみで、CPUはCrusoeからPentium Mと超低電圧版モバイルCeleron/600A MHzに変更された

 富士通は5月13日、モバイルノートPC「LOOX」シリーズの新製品3モデルを発表した。光学式ドライブ搭載の「T」シリーズのみで、CPUはCrusoeからPentium Mと超低電圧版モバイルCeleron/600A MHzに変更された。5月17日発売。


Centrino化した「T90D」

 超低電圧版Pentium M/900MHz搭載の上位機種「T90D」(実売予想価格は25万円前後)、超低電圧版モバイルCeleron/600A MHz搭載の「T60D」(同20万円前後)、T60Dとほぼ同仕様でAirH”INを搭載した「T60D/W」(同19万円前後)の3モデル。

 T90DはCentrinoを採用。T60DとT60D/Wはソニー「バイオU」に続いてBaniasコアの超低電圧版モバイルCeleron/600A MHzを搭載した。


超低電圧版モバイルCeleron/600A MHz採用の「T60D」

 AV機能の強化に重点を置き、液晶ディスプレイは1280×768ピクセル表示対応の10.6型ワイド「スーパーファインパネル」を採用。光学式ドライブは脱着可能で、T90DではDVD Multiドライブを搭載する。バッテリ持続時間はT90Dが標準で約6時間となっている。

 主な仕様は以下の通り。

製品名LOOX T90DLOOX T60DLOOX T60D/W
CPU超低電圧版Pentium M/900MHz超低電圧版モバイルCeleron/600A MHz
チップセットIntel 855GM
メモリ256Mバイト
HDD60Gバイト40Gバイト
ドライブDVD MultiDVD-ROM&CD-R/RW
液晶ディスプレイ10.6型ワイドTFT(1280×768ピクセル)
キーピッチ18ミリ
通信無線LAN(IEEE 802.11b)、10/100BASE-TX、56Kbpsモデム無線LAN(IEEE 802.11b)、10/100BASE-TX、56Kbpsモデム、AirH”IN
主なインタフェースUSB2.0×2、SDメモリーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュ
OSWindows XP Home Edition
OfficeOffice XP Personalなし
サイズ261(幅)×198(奥行き)×36.5(高さ)ミリ
重さ光ドライブ搭載時:約1.75キロ、非搭載時:約1.55キロ

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