News:ニュース速報 | 2003年6月3日 08:45 PM 更新 |
フジテレビジョングループのISP、フジテレビフューチャネット(FFNet)は、2004年3月末でISP事業から撤退する。フジテレビは旧ピープルを2000年に買収してISP事業に参入、ブランド力を活かして会員拡大を図ったが、ブロードバンド化でISPの競争が激化する中で苦戦していた。
2004年3月31日で個人向け・法人向けのインターネット接続サービスを終了する。ユーザー向けにはドリーム・トレイン・インターネット(DTI)への移行プランをあっせんし、現在のメールアドレスを今後も利用できるようにする。現在の会員数は約20万人とみられる。
FFNetは日本アイ・ビー・エム(IBM)などが1994年に設立したピープル・ワールドが前身。日本IBMのネットワーク事業見直しに伴いフジテレビが子会社化した。
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