News:ニュース速報 | 2003年6月17日 05:41 PM 更新 |
ビジネスソフト大手の独SAPとネットオークション大手の米eBayは6月16日、初めて両社で提携を結び、SAPの顧客向けに余剰在庫や中古資本設備といった遊休資産をeBayのオークションサイトで売却できるようにするサービスを提供すると発表した。
このサービスは、多くの企業が抱えている遊休資産の活用を目的とするもの。SAPの顧客は既存のSAPビジネスソリューションを使ってこのサービスを利用できる。このサービスは使い方も簡単で、低コストで導入でき、投資効果も短期間で得られるという。なおこのサービスには、eBayによる同社サイトでの資産売却方法についての教育も含まれている。
両社はこのサービスをまず北米市場で主に展開し、その後ヨーロッパ諸国やそのほかの国々に拡大していく。このサービスが一般で利用可能になるのは2004年1〜3月期となる見通し。
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[ITmedia]
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