News:ニュース速報 | 2003年6月18日 09:46 PM 更新 |
米Oracleは6月18日、ライバル企業であるPeopleSoftに対する敵対的買収提案の金額を51億ドルから63億ドルに引き上げた。一方でOracleは、PeopleSoftと同社取締役会、J.D. Edwardsが買収拒否のための行動をとったことを理由に、提訴すると発表した。
「Oracleは引き続きPeopleSoftの買収にコミットしており、自分が所有しているわけではない企業をコントロールしようと経営陣が弄する策によって買収をやめることはない」との声明をOracleの会長兼CEO、ラリー・エリソン氏は発表した。
Oracleによれば、同社は同日、PeopleSoftとJ.D. Edwardsが「PeopleSoftの株主がOracleによる株式公開買い付けを受け入れることができないように共同で実施した行動」に対する訴状をデラウェアの連邦地裁に提出しているという。
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