News:ニュース速報 | 2003年6月25日 03:13 PM 更新 |
日本SGIとNTTデータ三洋システムは6月25日、リアルタイム裸眼立体視を製品化したと発表した。ユーザーの操作に対応してリアルタイムに裸眼立体視が可能なシステムは業界初としている。製造業や科学技術分野向けに協力して販売を進める。
三洋電機が開発した多視点立体表示ディスプレイをベースに、NTTデータ三洋システムが開発した裸眼立体視システムと、日本SGIのリアルタイム3D表示ドライバを組み合わせた。画像をリアルタイムレンダリングして合成表示でき、マウス操作などに応じて動かした画像をめがねなしで立体視できる。
まずUNIXベースのシステムを製品化。22型超高解像度液晶ディスプレイか50型PDPと日本SGIのワークステーションを使用する。価格は50型PDPとワークステーションの構成で700万円から。製造業のデザイン確認や、分子モデリングなどの分野に販売する。PC版の開発も計画している。
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