News:ニュース速報 2003年6月27日 09:49 AM 更新

Windows CE .NET 4.2搭載ゲートウェイ機器のメーカー発表


 米Microsoftは6月26日、組み込み用OS「Windows CE .NET 4.2」を搭載したゲートウェイ製品の投入を予定している一連のメーカー名を発表した。同社Windowsネットワーキング&コミュニケーション担当副社長ジャワド・カーキ氏は同日開かれた802.11 Planet Conference & Expoで、世界の大手ベンダー各社がこれを採用する計画だと発表している。

 有線・無線のゲートウェイ製品にWindows CE .NET 4.2の採用を予定しているのは、AboCom Systems、Accton Technology、D-Link Systems、三菱電機などの各社。

 このほか半導体大手のAMD、ARM、Broadcom、Intel、NEC、Texas Instrumentsなどの各社が、自社の機器をWindows CE .NETベースのゲートウェイ製品向けに最適化させる。

 Microsoftの発表によると、Windows CE .NET 4.2は、802.11a/b/g、Bluetooth、Wi-Fi Protected Access(WPA)、802.1xなど広範なセキュリティおよびネットワークプロトコルに対応。これを搭載したデバイスがほかのデバイスと有線・無線ネットワーク経由で通信する上でのセキュリティが強化される。また、ゲートウェイのセットアップが容易になるとともに、家庭内LANや企業、ネットワーク運営企業のインフラとも容易に統合できるようになる。

[ITmedia]

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