News:ニュース速報 | 2003年7月2日 11:44 AM 更新 |
PeopleSoftのポイズンピル解除を求めてOracleが起こした訴訟(6月19日の記事参照)の審問が延期された。米Oracleは7月1日、デラウェア州の衡平法裁判所で16日に予定されていた審問が、原告・被告双方の了解の下で延期されたと発表した。
OracleはPeopleSoftに対して敵対的買収を提案、PeopleSoftはこれに反発している。ポイズンピルは、敵対的買収を受けた側の対抗策で、買収に必要な資金をつり上げるなどして買収計画を断念させる狙いがある。
審問の延期は、米司法省がこの買収計画をめぐってOracleに追加資料の提出を要求したことを受けてのもの(昨日の記事参照)。
Oracleによると、審問は延期となったが事実調査のプロセスは継続して行われ、双方は25日に今後の審理について討議するため出廷することで合意している。
Oracleの買収提案をめぐっては各種の訴訟が起こされており、Oracleの対PeopleSoft訴訟はその一つにすぎない。PeopleSoft、および同社との合併を計画しているJ.D. Edwardsは、敵対的買収提案に反発してOracleを提訴している。
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