News:ニュース速報 | 2003年7月2日 04:53 PM 更新 |
日立製作所は、デジタルペンによる手書きデータを活用できる「デジタルペンソリューション」の販売を始める。行政機関や企業向け2005年までに5億円の販売を目指す。
スウェーデンのAnotoが開発した手書きペン「アノト・ペン」と専用ペーパーを使用し、ペンで紙に手書きした情報を既存の基幹業務システムでそのまま利用できる。例えば行政機関なら、手書きの申請書をコンピュータに再入力する手間が省ける。
Anotoと日立でデータ振り分けソフト「EPLS」(Enterprise Paper Look-up Service)を共同で開発。業務システムと用紙の対応管理、手書き文字のテキスト変換、システムへのデータ振り分けなどが可能だ。
システム価格は、50人規模(ペン50本、紙5種類)のモデル例で550万円。
[ITmedia]
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