News:ニュース速報 | 2003年7月8日 06:53 PM 更新 |
ボーランドは7月8日、.NET Frameworkに完全対応した「C#Builder for the Microsoft .NET Framework」日本語版を8月4日に発売すると発表した。
同社のCORBA技術に基づく「Janeva」の搭載により、既存アプリケーション資産をJ2EE、CORBAアプリと統合可能。またデータアクセスコンポーネント「BDP for ADO.NET」の利用により、プログラムを変更することなく他のデータベースに移行できる。もちろん、Oracle、SQL Server、DB2、InterBaseなど、主要データベースを.NETアプリから利用可能だ。
さらに、モデルドリブン開発フレームワーク「ECO for .NET」によるモデル指向開発をサポート。昨今のシステム開発にありがちな頻繁な仕様変更、機能追加要求にも対応できる。このほか、ソースコード管理インタフェース「LiveTeam」を備えており、プロジェクト間のチェック、チーム内でのタスク管理が可能となっている。
製品ラインアップは、モデル指向開発を行う.NETアプリ開発者向けの「Architect」、.NETアプリ開発者向けの「Enterprise」、パワーユーザーから比較的小規模なシステム開発者向けの「Professional」、.NETアプリ学習者向けの「Personal」の4エディションが用意される。対応OSは、Windows 2000 Professional/2000 Server/XP Professional/Server 2003。
価格、発売日の詳細は、以下の通り。
製品名 | 価格 | 発売日 |
C#Builder Architect | 36万円 | 9月 |
C#Builder Enterprise | 24万円 | 8月4日 |
C#Builder Professional | 6万8000円 | |
C#Builder Personal | 1万円 |
なお同社製品の既存ユーザーを対象とした「C#Builder導入促進キャンペーン」を12月26日までの期間限定で実施する。詳細については、同社Webページを参照。
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