| News:アンカーデスク | 2003年7月11日 09:42 PM 更新 |
実験によれば、普通のペンを使っているときに比べて、作業後の心拍数が少なくなる(鼓動間隔が長くなる)という現象が「少し」見られたのだそうだ。
ただ、メカが入っている分、ペンが少し重い(ほら、文句を言った)。それは趣味の問題もあるのだけど、バランスがペンの上側(ペン先の反対側)に偏っていて、持っているとちょっとひっくり返りそうになる。メーカーもこれは分かっていて商品化までには直したいとのこと。
価格は、ホタルタイプが3000円、動き検出タイプが5000円を予定。

こちらはゼブラの「ICアルファ」。ペン軸の指が触れるところに、「シリコンと酸化チタンで構成された『ICアルファ半導体』を使用、接触マイナスイオン電位を効率よく発生させ、触れた部分の皮膚のイオン電位のバランスを整えます」というもの。
サーモグラフィーを登場させ、握っていると次第に指先の温度があがってきますというデモを行っていた。もっとも、私の場合は、会場が暑いもんだから、そんなことしなくても指先が熱くなっていたので、効果は全くわからなかった。

「ICアルファペン」(1500円)のほか、「ICアルファインソール」(3000円)、「ICアルファヘアバンド」(2900円)、それに汎用の「ICアルファシール」も登場(1000円)。
廃棄されるエネルギーの再利用
このあたりから、小モノシリーズ。ぺんてるの「Miel'n B」。みえるんビーって読む。

静電気体質の人が、ドアノブなんかにさわるまえに、これで先にふれておいて除電するっていうアイテム。それだけならよくあるんだけど、こいつはそのときの静電気を利用して、内側に張られたプリクラを光で浮かび上がらせようっていうことを考えた。
それだけなんだけど、あのバチバチエネルギーを有効活用させようって考えたモノは、初めてなんじゃないかな。プリクラを照らすことが“有効”なのかどうかはおいとくとして。
おがくずねんど
文具業界に限った話ではないのだけど、エコロジーというのはここ数年の大きなテーマだ。リサイクルな素材で作ったボールペンとか、紙でできたペーパークリップとか。そんななかで、今回ちょっと気に入ったのがこれ。

北星鉛筆の「もくねんさん」。鉛筆の製造工程で発生するおがくず(切削木粉)を主原料にして、せんたくのりにつかわれるポリビニルアルコール(PVA)でかためた粘土(*5)。成分はどちらも生分解性物質なので、捨てれば土に帰る。燃えるゴミに出したってかまわない。
手の中で練っていると、木の香り(っていうよりほんとに新しい鉛筆の香りだ)がしてくる。確かにいわゆる粘土よりは少し粉っぽい感じはするけど、形を作るのに支障はない。
そして、これが乾くとすっかり固い木の雰囲気になるのだ。木目こそないけど、どうみても木である。この状態では、やすりをかけたり切ったりドリルで穴を開けたりなんてこともできるようになる。もしかするとなにかの材料としても使えるかもしれない。
なお、消しゴムメーカーのヒノデワシにも同様の商品(こっちは「もっくん」っていう)があったけど、これも北星鉛筆が提供しているものだそうだ。
ウェアラブルペン
最後にこれ。RFO Technologyっていう韓国のメーカーの「FingerPen」っていうボールペン。

こうやって使う。

穴に指を突っ込むと、ぴったりフィットするので、ペンを保持する必要がない。もっとも、字を書くには指を添えないと上手に書けないんだけど、むしろこれは人間側の理由のようだ。少なくとも握る必要はない。添えるだけで十分。使ってみたけど、写真で見るほどキワモノじゃない。使える。
学校行ってた頃に突き指なんかしてノートを取るのに苦労したことがあるんだけど、あの時このペンがあったらずいぶん楽だっただろう。
突っ込む指を親指にすると、こういう技もできるようになる。

うーん、ここまですると、やっぱりキワモノっぽいって言われるかも。
[こばやしゆたか, ITmedia]
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