News:ニュース速報 | 2003年7月17日 06:09 PM 更新 |
セイコープレシジョンは7月17日、「人間には絶対に負けない」というエアホッケーロボットの改良型を発表した。ゴールキーパーの移動速度を調節できる“手加減”機能を追加し、子どもと遊べるようになったという。
エアホッケーロボットは同社グループが2002年9月に開発した「高速対象追跡ビジョンチップ」のデモ用に開発された。同チップは1000分の1秒ごとに対象物の重心位置を計算でき、ロボットはカメラでパックを常に捕捉しながらゴールキーパーを動かし、「通常の人間が放つパックは100%防げる」という最強ロボだ。
しかしこれでは人間はあまり楽しくないので、改良型にはゴールキーパーの移動速度を調節するレベル設定機能を追加した。レベルを下げることでゲーム機として子どもでも遊べるようになったという。
7月19−21日に福岡市の「ロボスクエア」で開かれる「Happy Robot Party」でお披露目される。各種イベントへの貸し出しにも積極的に対応していく。
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