News:ニュース速報 | 2003年7月22日 05:01 PM 更新 |
松下電器産業は7月22日、DVD Multiドライブの新製品2機種を発表した。DVD-RAM3倍速書き込みとDVD-R4倍速書き込みに対応した。同時に3倍速対応DVD-RAMメディアも発売する。
ATAPI対応内蔵型の「LF-M621D」(8月23日発売)と、USB 2.0対応外付け型「LF-M660JD」(9月13日発売)。それぞれオープン価格で、実売予想価格は内蔵型が3万円前後、外付け型が3万円台半ば。
DVD-RAMとDVD-R/RWの書き込みに対応したDVD Multiドライブの新製品。従来機種から記録速度を高速化したのが特徴だが、DVD-RWは等倍速のままとなっている。DVD-R4倍速、DVD-RAM3倍速とも対応メディアが必要となる。カートリッジ式DVD-RAMも引き続きサポートした。
CD-R書き込みは最大12倍速、CD-RWは最大8倍速となっている。本体の製造は松下寿電子工業が行う。
付属のDVDオーサリングソフト「MyDVD」が「4.0」にバージョンアップしたほか、書き込みソフト「B's Recorder GOLD5 BASIC」などが付属する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。外付け型のサイズは176.0(幅)×53.5(高さ)×249.0(奥行き)ミリ、重さ約1.7キロ。
同時に3倍速対応DVD-RAMメディアも発表した。カートリッジ無しの片面タイプ(4.7Gバイト)は8月9日発売、カートリッジ式両面タイプ(9.4Gバイト)、同片面タイプは8月23日発売。価格はオープン。
3倍速書き込み対応DVD-RAMは、アイ・オー・データ機器がリテール向けに発売する日立LGデータストレージ製DVD Multiプラスドライブ「DVR-ABH4」がサポート済み。ただし同製品はカートリッジ式DVD-RAMが使用できず、3倍速対応カートリッジ式DVD-RAMを利用できるのは現時点では松下の新製品のみとなる。
[ITmedia]
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