News:ニュース速報 | 2003年7月25日 05:12 PM 更新 |
マイクロラボが自社ソフトの著作権を侵害されたとして国際頭脳産業に対し訴訟を起こした問題で、国際頭脳産業は7月25日、「ソフトはすべて自社開発した。著作権を侵害したことは一切ない」とする反論を同社Webサイトに掲載した。
この問題は、「X・Cute」を開発・販売しているマイクロラボが7月、国際頭脳産業の「Webcel」がX・Cuteの模倣品だと主張し、Webcelの販売差し止めなどを求める訴訟を起こしたもの(関連記事を参照)。
マイクロラボは「X・Cuteの画面に似せるため、Webcelでは未実装の機能を画面に用意するほど模倣が徹底している」などと指摘していた。
これに対し国際頭脳産業は「Webcel 8の画面に表示される機能はすべて実装している」と反論。「マイクロラボは、Webcel 8でデータベースからExcelシートにデータを書き出す際に、『データ毎に改シート』する機能が働かないと認識しているようだが、これは誤解だ。Webcel 8は『高速書き出し』を行う際、改シート機能はオフになるよう設定している。『高速書き出し』を禁止すれば改シート機能はオンとなり、改シートは問題なく実行される」という。
国際頭脳産業は、マイクロラボがWebサイトに掲載した内容は真実ではないとして削除するよう申し入れた。訴訟では著作権を侵害していないことを主張、立証していくとしている。
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