News:ニュース速報 | 2003年8月19日 03:23 PM 更新 |
ソニーは8月19日、メモリースティックの小型版「メモリースティックDuo」の転送速度を高めたモデルと、大容量化した「メモリースティックPRO Duo」を発表した。高速モデルは9月末から、PRO Duoは9月から中旬から順次発売する。
メモリースティックDuoはサイズが20×31×1.6ミリ、重さ約4グラムの小型メモリ。メモリースティックに比べサイズが約3分の1、重さが約半分となっている。
高速版はパラレルインタフェースを採用し、データ転送速度を最大160Mbpsに高めた。高速化はパラレルインタフェース対応機器で使用した場合のみだが、従来のシリアルインタフェース機器でも使用は可能だ。
容量128Mバイトの「MSH-M128A」と64Mバイトの「MSH-M64A」、32Mバイトの「MSH-M32A」を9月19日に発売する。オープン価格で、実売予想価格は128Mバイト品が8000円前後、64Mバイト品が5200円前後、32Mバイト品が3000円前後。
メモリースティックPRO Duoは、1月に発表したメモリースティックPROのDuoサイズ版。フラッシュメモリチップを高密度に積層することで最大512Mバイトに大容量化した。転送速度は最大160Mbps。最低でも書き込み速度15Mbpsを確保し、DVD並みの動画記録再生に対応できる。著作権保護技術「マジックゲート」もサポートした。
512Mバイトタイプ「MSX-M512A」を10月24日に、256Mバイトタイプ「MSX-M256A」を9月19日に発売する。オープン価格で、実売予想価格は512Mバイト品が3万5000円前後、256Mバイト品が1万5300円前後。
同時に、サンディスクとレキサー・メディアが新型メモリースティックDuoの生産・販売を発表した。サンディスク、レキサーとも高速版メモリースティックDuo3製品とPRO Duo2製品を9月から順次出荷する。
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