News:ニュース速報 | 2003年8月25日 05:54 PM 更新 |
日本ビクターは8月25日、デジタルハイビジョンの4倍となる約790万画素の解像度を持つプロジェクター用液晶デバイスを開発、量産技術を確立したと発表した。シミュレーターや仮想現実技術などの超高精細画像分野にプロジェクターの応用展開が可能になる。
開発したのは、同社独自のプロジェクター用反射型液晶デバイス「D-ILA」(Direct-Drive Image Light Amplifier)の上位製品。約790万画素タイプは1.7インチサイズで、3840×2048ピクセル表示に対応する。プロジェクターの試作品は研究機関などに複数台納入しているという。
このほか、ハイビジョン画像(1080i/1080p)をフルスペック表示できる0.8インチ約210万画素(1920×1080ピクセル)タイプと、720p映像表示に対応した0.7インチ約92万画素(1280×720ピクセル)も開発した。それぞれ搭載プロジェクターとリアプロジェクションTVの商品化を検討している。
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