News:ニュース速報 | 2003年9月18日 08:53 AM 更新 |
米Intelモバイルプラットフォーム事業本部副社長兼事業本部長のアナンド・チャンドラシーカ氏は、米国サンノゼで開催中のIntel Developer Forum(IDF)Fall 2003で、Intelのモバイルプラットフォーム技術Centrinoの発表以降、ノートPCの出荷が前年比20%伸び、ホットスポットは3年前の2倍に増えたというデータを引用。「Centrinoが大きなステップになった」と自画自賛。
年末までに投入予定の次世代Pentium M「Dothan」に関しては、動作クロック周波数の公開こそなかったものの、2Mバイトの2次キャッシュメモリが搭載されていること、レジスタ管理やデータプリフェッチ機能などにマイナーチェンジが加わっていることなどの情報を正式に公開した。
また、グラフィックス性能と省電力性能を強化した「i855GME」もアナウンスしている(別記事参照)。i855GMEは、DDR333に対応するほかIntelの新しい内蔵グラフィックスコア「Intel Extreme Graphics 2」を採用。グラフィックコアのクロック周波数が自動で2段階に切り替わる。
さらに来年後半には、強化した内蔵グラフィックスコアを持つなど、さまざまな改良が施されたAlvisoチップセットを核とした、コードネームで「Sonama」と呼ばれるプラットフォームへとCentrinoを進化させる。Sonomaでは次世代オーディオ技術の「Azalia」、PCI ExpressおよびExpressカードなど新しいI/O技術もサポートされる見込み。→詳細記事
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