News:ニュース速報 2003年9月22日 05:01 PM 更新

東芝とSamsung、光ドライブ事業を統合

売上高2000億円超と世界トップクラスの光ドライブメーカーが誕生。開発力や価格競争力を強化、世界市場での競争の激化に対応する。

 東芝は9月22日、韓国Samsung Electronicsと光ディスクドライブ事業を統合することで基本合意したと発表した。統合後は売上高2000億円を超える世界トップクラスの光ドライブメーカーとなる。事業統合で開発力や価格競争力を強化、世界市場での競争の激化に対応する。

 統合新会社を国内に設立する。出資比率は東芝が51%、Samsungが49%。PC用DVD/CDドライブなどの事業企画や商品企画、製品開発、営業などを担当する。韓国内にも同国内事業を統括する子会社を設立する。

 光ドライブ市場では、主流が記録型DVDにシフトしつつある一方、台湾メーカーなどの相次ぐ参入で価格下落も著しい。事業統合で技術力の強化と経営資源の効率化を図り、世界的な競争に勝ち抜く体制を構築する。

関連リンク
▼ 東芝のニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.