News 2003年10月3日 08:22 PM 更新
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Nokia、シンガポールの3G契約を獲得

シンガポールのキャリアであるStarHubとの3G(第3世代携帯)契約をNokiaが獲得した。

 モバイル・ブロードバンドネットワーク市場の拡大に取り組んでいるフィンランドのNokiaはシンガポールのキャリアであるStarHubとの契約を獲得した。

 契約金額は1億ユーロ(1億1700万ドル)で、シンガポールでは2番目、アジア太平洋地域では8番目の3Gネットワークの契約だと10月2日、Nokiaの広報担当者は語った。Nokiaはヨーロッパでは28社のキャリアと3G契約を結んでいる。

 StarHubとの包括協定は5年間で、NokiaはStarHubに対し、無線アクセスと中核ネットワーク機器を提供する。また、ネットワーク計画を含む管理サービスも提供するという。

 Nokiaの発表によれば、StarHubでは商用3Gサービスを2004年末までには立ち上げる計画だ。

 アジア太平洋地域におけるNokiaの顧客で、ネットワークが稼働しているのは現時点では1社のみ、日本のJ-Phone(現ボーダフォン)であるとNokiaの広報担当者は語った。

 NTTドコモはFOMAのユーザーが100万人に達したと発表した。同社のネットワークインフラストラクチャーを担当しているのは、Lucent Technologies、Telefonaktiebolaget LM Ericsson、NEC、富士通である。

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