| News:アンカーデスク | 2003年10月17日 07:26 PM 更新 |
「康ギャラリー」に戻ったのは定刻5分前。ゴールする前に、ここにギリギリまでいて、戻ってきた参加者と交配させてもらおうと考えて、待ってる。ゴールしてしまうと、もうなんにもできなくなるのだ。待っていると、さっきの2人連れも戻ってくる。でも、彼らとは既に交配しているから、これ以上どうしようもない。3組して待ってる。
そうしたらスタッフのお兄さんが声をかけてくれた。
「いま、戻ってきていないPDAが、3台。ここにあるのが、1、2、3台。待ってても、もう、来ないですね。」
3組してスゴスゴ中に入る。でも、教えてくれたスタッフには感謝。言われなきゃずっと待ってるところだった。こういう気づかいはうれしい。
ゴール地点の最後のパイロン情報を入力。これで、作業終了。受付で、パイオニアのエアクラフトスピーカーを受け取る。マジックテープで三角帽子に取り付けられるようになっているのだ。端子はもちろんPDAの音声出力につなぐ。
アンケート用紙と麦茶をもらって(暑いからうれしかった)、演奏が始まるまで、10分間休息。なんだか、スタート時よりも人が増えているような気がする。スタートに間に合わなかった人もいたのかな。みんなで、スピーカー付きの帽子をかぶって待っている。

ミクロ楽団の演奏
演奏が静かに始まった。最初はとつとつとしたメロディー。スクリーンには、そのときの音のパートを担当しているミクロ楽団員が踊っている。
パートを変えながら曲はだんだん盛り上がる。参加者が持っているPDAの中に楽団員がいたとき、その音は帽子のスピーカーで鳴る。頭の中でなっている感じで、思わずぞくぞくっとしちゃう。会場を見渡すと、ときどき背筋を伸ばしている人がいる。それにしても、会場のあちこちから音が聞こえてきて全体として音楽になっている、ってのは、結構いい感じだ。演奏はだいたい5分。最後にはミクロ楽団員がみんな宇宙に旅立ちました、っていって終わった。
このときの音楽をみんなが聞けるように公表しちゃうのは野暮と言うものだろう。そこで、オフィシャルに音楽データをいただいてきた。ここではそれを紹介する。
音楽データはこちら(MP3、860Kバイト、55秒)
ミクロ楽団が完全にそろった時に完全な音楽になるのだけど、そのときの参加者で集めそこねた楽団員がいると、そのパートが欠落する。でも、どのパートがなくなっても致命的なことはない。ちゃんと音楽になる。そういうふうに作られていたみたい。交配でできた子どもは、音楽には反映されないんだそうだ。ハーモニーを厚くするとか、リフを付けるとか、そういう役目があったらおもしろかったのに。
続いて、成績の発表。集めた楽団員と交配でできた子どもの数が得点に換算されるのだ。結果は、一覧表示されるんじゃなくて、各自のPDAに自分の点だけが表示されるスタイル。うちは17点。回りを見渡すと、20点は超えているのが多いから、あんまりいい点じゃないみたい。交配が少なかったのが敗因だろう。

この回のチャンピオンは39点を挙げたポケさん。うちが交配したあのポケさんなのだ。なんとなくうれしい。このイベントは4回あったわけだけど、39点っていうのはその中でも最高得点だったそうだ。さらにうれしい。彼には、今回使われたPDAが贈られた。おめでとう。このほか、抽選でも誰かにPDAが当たるらしい。

ミクロ楽団の感想
もともとウォークラリー系の遊びは好きだってこともあって、なかなかおもしろかった。でも、これだけの範囲を一時間半ってのはちょっと忙しい。そりゃ道に迷ったってこともあるけど、それがなくても、あんまり余裕がない。少なくとも楽団探査以外のことはできない。「街とのコミュニケーション」するのには、やっぱり、もう少しほしい。
PHSの位置同定精度も、このイベントサイズには合わない。JR山手線の内側くらいで、電車を使ったラリーみたいのだったらちょうどいいんだけど。こないだMR Expoで見てきたようなシステムと組み合わせるといいのかもしれない(関連記事を参照)。
あと、Getしたミクロ楽団員にあんまり親近感を覚えなかった。というより、覚えるチャンスがなかった。彼らの顔を見たのは、捕獲するときと交配するときだけだ。
だから、ゴールしたときに、自分が誰を捕まえてたのかって、あんまり意識していない。これがもっと覚えられていれば、最後の演奏のときにスクリーンに表示された楽団員を見て、あ、こいつだこいつだって気になれるのに。楽団員にはハトサブローもいたんだけど、彼のほうにかえって親近感を感じてしまってる。
PDAの操作みたいなややこしいことは同行者に任しちゃってたから、わたしはよくわからない。あとから聞いてみたのを記憶で書くとこんな感じ。
PDAは首から下げてたんだけど、結構重かった。あと、操作のときにヘンなところ(サイドボタンとか)をうっかり触っちゃいがち。そういえば、PDAは女性が持っていることが多いような気がしたけど、あれはなぜだろう。
楽団員を捕まえるのは、あのパイロンから捕まえているっていうイメージにはならなかった。パイロンのところに行って、ハズレだと情報が得られて、アタリだったら、捕獲ゲームをするって感じで、作業が(パイロンと)途切れてる。
アンケートに「携帯でできるようになったらやりますか?」っていうのがあったけど、これは晴れの日のイベントならおもしろいけど、普段やるかっていったら、このままじゃやらない。帽子はかぶらないにしても、やっていそうな人に声をかけるってのが多分できない。
最後のは、わたしも同感。まぁ、そのときには全く違ったスタイルで登場する(交配はネット経由とか)ことになるんだろうけど。
しかし、帰ってきてからも、街をあるいているとパイロンが気になってしょうがない。ミクロ楽団後遺症である。もしかすると、耳の穴あたりに一匹入っているのかもしれない。
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