News:ニュース速報 | 2003年10月28日 08:29 PM 更新 |
“美少女CPU本”といった「萌え」と技術分野の融合、もとい何でもありな企画がまかり通るIT系出版界に最終兵器が投下される。「ネットランナー」(ソフトバンクパブリッシング)は11月8日、「ねとらん the ビニ本」の第2弾となる特別企画本「もっと激しくぶっこぬき Winny娘。featuring ビスケたん」を発売してしまう……。
同書はファイル共有ソフト「Winny」の使い方解説本。「インストールから基本的なぶっこぬき方法までの解説」やコーデック不足で困ることが多いダウンロードファイルの楽しみ方などを懇切丁寧に教えてくれる、というぶっこぬき満載な内容だ。
「Winny本としては最高のデキ」とネットランナーのT編集長が自賛する“使える”内容もさることながら、最大のウリは「ビスケたんお勧め(はーと)ぶっこぬきテク」などと「2ちゃんねる」発の萌えキャラ「ビスケたん」が全面フィーチャーされているところ。
上記画像で一目で分かる通り表紙からしてアレだが、中身はさらにアレ過ぎ。ネットランナー編集部から数点の画像を提供されたもののいろいろあってここでの掲載を見送った。ご不満な読者のために文章で説明しておくと「ウホッ」っていうか、コミケで「全年齢版でーす」と売ったらたぶん間違いなくペナルティ対象になるだろうっていうか、ああ“使える”内容だねっていうか、もうほんとカンベンしてくださいよっていうか……。
ところで表紙左に見える不思議な長方形。また特製トレーディングカードを作ってしまったらしいです。
トレカ第2弾は全30種類。前回は「レアカードの出現率が低すぎる!」とコアな読者のご不興を買ったらしいが、今回は「大奮発」(T編集長)。1冊についてくる6枚のうち必ず1枚はキラキラカード!なんだって。さらに11月8日に同時発売となる「ネットランナー」12月号と「オープンソースの本」(T編集長がそう言っている)にもそれぞれトレカが付属。そして必ず1枚はキラカードが入っているため、「今回はコンプも簡単でしょ」(T編集長)。
Winny本はフルカラー52ページで880円。ただし数量限定な上、販売は文教堂のみとなる。前回の「ビニ本」は瞬間的になくなってしまったらしいので、入手したい人は予約しておいたほうがいいかもしれない。
先行予約は文教堂グループ「JBOOK」の専用ページで既にスタート! 泣くのがイヤならさあ予約!
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