News:ニュース速報 | 2003年11月1日 12:12 PM 更新 |
米New York Times紙の10月31日の報道によると、米Googleは株式公開(IPO)に備えて銀行関係者との話し合いを進める一方で、Microsoftとの間で協業あるいは合併を模索する話し合いを持った。
同紙はこの会合に出席した企業幹部らの話として、Microsoftは過去2カ月のうちにGoogleにアプローチをかけたと報じている。ただ、この幹部らによれば、GoogleはIPOを好む姿勢を示したという。それでも、Microsoftは今後も引き続きGoogleを追求しようとするかもしれないと同幹部らは語ったとされる。
Googleは人気ナンバーワンの検索エンジン。検索技術分野で同社追撃を狙う企業は数多い。MSNを傘下に抱えるMicrosoftも例外ではなく、ここのところ懸命に検索技術の強化に取り組んでいる。もしMicrosoftがGoogleを買収したり、優先的なパートナーシップを結んだ場合、検索業界の勢力図に大きな変化が起きるのは必至。
Googleは、IPO候補企業としてウォール街の期待も集めており、一部には同社が2004年のIPOを検討しているとの情報もある。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.