News:ニュース速報 | 2003年11月12日 08:52 AM 更新 |
Microsoftは11月11日、デンマークのコペンハーゲンで開催のMicrosoft IT Forum 2003でシステム管理ツール新版の「Systems Management Server(SMS)2003」を正式リリースした。
米国での価格は10デバイスクライアントアクセスライセンス付きで1219ドル。SMS 2003では、セカンダリーサーバ用に別途SMSライセンスを取得する必要はない。120日間有効の評価版がwww.microsoft.com/smserverで提供されている。
SMSはセキュリティ更新の配布作業などを簡易化するツール。SMS 2003は、モバイル機器からデータセンターサーバに至る各種デバイスへのクライアントおよびサーバ用アプリケーションの導入に利用できる。エンタープライズセキュリティ強化のため、脆弱性評価報告機能とパッチ適用機能を備えている。またSMS 2003は分散システムの運用を簡易化・自動化する目的で同社が掲げている「Dynamic Systems Initiative」(DSI)構想の主要構成要素でもある。
Microsoftでは、SMS 2003の早期採用企業としてSAP America、Marathon Oilなどの事例を紹介している。
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