News:ニュース速報 | 2003年12月5日 08:56 AM 更新 |
半導体メーカーの米Transmetaは12月4日、Hewlett-Packard(HP)の企業向け新型コンピューティングモデルに自社のEfficeonプロセッサが採用されたと発表した。
HPは新システム「Consolidated Client Infrastructure」(CCI)で、中央データセンターに設置される「HP Blade PC」と、それにアクセスする端末で構成されたコンピューティングモデルを打ち出している(昨日の記事参照)。同社はHP Blade PCにTransmetaのEfficeonプロセッサを採用、また同社製のアクセス端末として、Crusoeプロセッサ搭載のシンクライアントを提供する(11月6日の記事参照)。
HP Blade PCはEfficeonを採用したことで、電力消費の効率性など、さまざまな点でコスト削減が見込めるという。既存のサーバ設計と比較して電力消費量を抑えられ、発熱も少ないためブレードラック内に設置できるプロセッサ数も多くなる。また、Crusoeを搭載したシンクライアントは狭いスペースで利用でき、ファンレスで稼働し、静音性も高いという。
HP Blade PCは北米で2004年1〜3月期に出荷される見通し。
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