News:ニュース速報 2003年12月9日 03:27 PM 更新

Tablet PC 2004日本語版は第2四半期リリース ワコムタブレット対応ソフトも利用可能に


 マイクロソフトは12月9日、「Windows XP Tablet PC Edition 2004」日本語版を2004年第2四半期にリリースすると発表した。既存ユーザー向けに無償でアップグレード提供する予定。

 Tablet PC 2004日本語版は、2002年11月に発売されたOSの次期バージョン。最新のTablet PC 入力パネル(TIP)により、カーソル位置に合わせてTIPを自動的に表示する機能、入力した文字数に合わせてTIP入力マスが自動的に増えるなど、より自然な文字入力が可能になっているという。

 また「Office 2003」「OneNote 2003」と統合的に使用でき、Word、Excel、PowerPointで作成したドキュメントにメモを手書きしたり、Outlookで手書きメールを送信できるようなる。

 またワコムが、同社ペンタブレット対応ソフトをTablet PCでも使えるようにするドライバを2004年2月2日に公開する。「Photoshop」や「Painter」など、タブレット用API「Wintab」を使って開発された約30のグラフィックスソフトで、Tablet PCの筆圧感知機能を利用できるようになる。

 エイリアスシステムズは「Alias SketchBook Pro」を12月から提供する。ペン操作に最適化したグラフィックスソフトで、スケッチやスクリーンショットの取り込み、メモなどが簡単に行えるという。



関連記事
▼ PCUPdate:Tablet PCチャンネル
▼ 進化はしたが、まだ「パーフェクト」ではないTablet PC
デビューから1年、Tablet PCはフォームファクタも多様化し、来年夏に登場する新版OSでは手書き入力が改良される。だが、もっと紙に近い感覚で使えるようになるまでにはしばらく待つ必要がありそうだ。

▼ スパムとセキュリティの脅威を語るビル・ゲイツ氏
COMDEXの規模縮小に合わせて、ビル・ゲイツ氏の基調講演はアッと驚く技術の話題は少なく、IT管理者に直接語りかけるような内容だった。恒例のお笑いビデオは「マトリックス」のパロディ。

▼ Tablet PCでオレもマンガ家デビュー!

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.